今回は大学の法学(具体的には民法)の講義で配布されるレジュメに製作物を適用しました(※1)
(資料リンク)http://matsuokaoncivillaw.private.coocan.jp/Lecture2015/CivilLaw4/02FormationOfContract.pdf
最終形態のみをお見せすると、やはり目がチカチカするとのご意見が多かったので、今回は私が実際に文書を着色しながら読んだ時の動画を掲載します。タブレットやPCで参照ください。 (※2)
スマートフォンの場合は、画質的にきついかもしれません。動画ではないですが動画の次に掲載したスライドでも段階は追えると思います。そちらも参照ください。
着色の方針としては、
赤 :登場人物1
緑 :登場人物2
青 :文書の構造に関わるもの(条、項、号、表など)、法律(特許法、意匠法など)
オレンジ :日付に関わるもの(年、月、日)
紫 :費用に関わるもの(円)
ピンク :重要事項(文脈による)
となっています。
【動画】
【スライド】
読者が段階を踏んで着色していくと、着色時の印象(何を何色にしたか、どの単語をどの単語と区別しようとしたか)が頭に残っている状態で読み進められると実感しています。実際に体感した人の感想によると着色のチカチカが軽減されているようです。
読者が自分で色を指定する、という要素もこの製作物の強みであり、それは実際に使ってもらわないとわからないと思いますので、早くほかの人に配布できるレベルの完成度に高めたいところです。
【追記】音声入りの解説のページを設けました。(https://polymony.net/2019/09/07/post-1939/)
この法学関連以外の説明動画も漸次用意していく予定です。
(※1)松岡久和先生に資料へのリンクと本製作物の適用公開のお許しを得ました。松岡先生、ありがとうございました。
松岡先生のHP :
http://matsuokaoncivillaw.private.coocan.jp
(※2) Haskellを使っていますが、画像のbufferを状態で持っておいて単語指定されたらそれを部分的に更新、としています。なので読み進める分には問題ない速度と思っています。 きついのは遅延評価で、ページの先読みみたいなのが自分の腕ではまだ何ともならないです。