20200917現在、gi-pangoのバグによりWindows(Msys2の構成)では不思議な読書体験が出来ない状態です。stackというパッケージ管理ソフトが新しいgi-pangoに対応すればおそらく解消されると思われますが、そもそもHaskellはLinuxと親和的な言語なので、WindowsでもWSL2でLinux上で動かしたほうが、環境構築の観点では頭を悩ませなくていいかもしれません。(やはりMicrosoftはLinux GUIをWSL2に移植する路線にありそうです(https://news.infoseek.co.jp/article/mynavi_2131298/))
WSL2(Ubuntu)でどうなるか試してみましたが、UbuntuのターミナルからWindows側のPDFを読めました(GUIも立ち上がりました)。あとはWindows側からUbuntuのpoppySを呼ぶだけですね、引数付きで(ubuntu run コマンドでコマンドプロンプトからプログラムの起動はできましたが、unable to init.. could not connectなるエラーがでる。でも正解はあと少しのはず。)。
やり方についてはGitHubのReadMEJpWinWSL2.mdを用意しました。そちらを参照ください。ざっくりとした流れは、
WSL2導入、Ubuntu20.04導入、ここからの流れはUbuntuでのpoppySのインストール方法と同様、ただし一点DockerについてはWindowsのDockerを利用しました。
このあたりを参考にしてWSL2上でGUIが動くようにします。
これで、UbuntuのTerminalからstack exec poppyS-exe PDFファイルとすれば、不思議な読書体験できます。dockerについてはwindows側で起動しておけばデフォルトでstanford-parser(英語)が連動してくれました。
このやり方のほうが楽ですね(★1)。以上、取り急ぎお知らせしました。
(★1)
msysの構成(gi-pangoがエラーしてる構成)だと、poppySのショートカットにpdfを放りこんで起動したり、poppySに一時的にpdfを関連づけたりできます。このあたりのお手軽感をWSL2の構成でも出したいところです。
MacOSについては、ParallelsやVMWare, VirturalBoxでのUbuntu仮想環境での利用をおすすめしていますが、仮想でなくても導入できたのでGitHubにREADMEをアップロードしました。
ただし、慣れていない人にはやはり仮想環境での導入をおすすめします。brewを使っている場合はmacportと混在させると不安定になったりとか、いろいろあるからです(何故かbrewだとうまくいかなかったんですよね、、Windowが立ち上がらないです)。