ご購入のお礼
技術書典9が開催されています。
開催期間は、本日(9月12日(土))から9月22日(火)までの10日間です。
当サイト(関数型玩具製作所)も参加しています。
このページです。
「技術書を自作PDFリーダーで読む – Haskellでつくる不思議な読書体験」 というタイトルです。
不思議な読書体験と書いていますが、自然言語処理の力を借りて読書を楽にする、というものです。
本当は、速読・精読を強調したいのですが、羊頭狗肉にならないための保身と、
間口を広げる(速読・精読以外の効果もある)という意味合いで、不思議な読書体験、という表現にしました。
購入してくださった方が少しずつ増えてきて、
作者としては嬉しさを感じるとともに、満足してもらえたかドキドキしています(追記★1)。
特に心配なのはインストール周りです。Ubuntu 20.04でやる分には特に問題ないと見ています。
これまでも何度か導入していますがいずれも成功しています。昨日も念の為やってみましたが導入に成功しています。
問題はWindowsです。手で設定することが多かったり(dockerのlocalhostをどうするかをhsファイルに書き込む必要があったり、環境変数を設定したりなど、大変です。
インストールうまくいかないので困ったという方は、ご連絡くださると幸いです。よろしくおねがいします。(★Windowsについて、2020年9月14日現在、gi-pangoまわりでエラーが出ています。解決策いろいろ試しているところです。このページを見るとgi-pangoのバージョンが上がったら(1.0.23-1)エラーが出ないっぽくなっているのですが、stackだと1.0.22-1のままなのでエラーが出てるといったところでしょうか。1.0.23-1を直接ソースからインストールしてみます。時間が経てばstack版がアップグレードするはずですが、分かり次第解決策掲載します。しかし、よくわからないのは一昨日Ubuntu20.04だとクリーンインストールからうまくいったのですが、なぜWindowsだとダメなのか、ふしぎです。)。
Windows版の解決策を見つけるまでのつなぎとして、疑似体験できるスライドを用意しました。ご参考によろしくおねがいします。
また、WSL2上のUbuntuで不思議な読書体験できること確認しました。こちらも検討ください。
二日くらい頑張ったのですが、まだエラー解消できてません(extra-deps地獄)。よくよく考えると、Haskell開発はWindowsだと色々こけそう(日本語とか。ShiftJISとか改行コードとか)なので、WSL2路線で追ってみます。Windowsが悪いとかではなく、HaskellはLinux文化にある言語だからです。環境構築周りでもまずLinuxが出てきます。第二巻以降のことを考えるとUbuntuで統一した方が気苦労がないですし、MicrosoftもWSL2ではLinuxGUIを積極的にサポートもしていくとのことなので、本シリーズもWindowsについては、WSL2路線を念頭に置いて展開していくつもりです。
技術書典のスポンサー企業のIR情報
先程、技術書典9のオープニングセレモニーの中で、メディアドゥというスポンサーの方が、
自社紹介していました(他にはmixiさんも登壇されていました)。電子書籍に関する会社のようです。確か、話していた森川さんは技術所同人誌博覧会の運営さんだった気がします。
いい機会なので、メディアドゥさんの有価証券報告書を見てみます。
本技術書中で触れているような、有価証券報告書テーマを適用すると、以下の画像のような見え方になります。
適用前後を見比べてみてください。
1.会社の事業内容
2.財政状況、経営成績
電子書籍業界も規模が拡大してきていて、それを生業とするメディアドゥさんも業績が良くなっているのがわかります。
ただ、やっぱりご自身で着色しないと見えにくいのは確かです。
このあたりの伝え方が難しいところです。
メディアドゥさんと、mixiさんは社員の方々が技術書を出されているようです。なんと無料。このあたりも動画で見て初めて知りました。mixiさんの新刊の最初の章はHaskell関連でした。動画で紹介されててこの本の著者の方(岡本さん)とコメ欄で被ってわろた。有名人も動画見てるんだなぁってしみじみ。
技術書アワードの応募作の紹介動画
上記動画で技術書典運営サイドのmhidakaさんと、takahashimさんが、
技術書アワードに応募している本を解説されています。
これがとても参考になります。動画を見なかったらスルーしていた良書がいくつかありました。
こちらのサイト(connpass)で、動画配信の案内がなされています。
放送はyoutubeでなされるのでconnpassに登録しなくても、問題無しです。
これからも2,3回放送予定されていますが、アワード応募作品が多くなりすぎて回が増えそうみたいなことおっしゃってました。
ここまで詳しく説明してもらえたら、サークルサイドとしては応募したくなりますね。
今回は二回目で、この回の前の回が第一回目です。
関数型玩具製作所の本もいい感じで紹介してもらいました(動画の開始38分あたりです)。takahashimさん、mhidakaさん、ありがとうございました。
次回も楽しみにしています。
(★1)技術書典運営殿のDiscordで、いろいろと教えてもらったものの中でTwitterを活用(ハッシュタグをつける等)というのがあったのですが、使い方がよくわかっていないのと、自身がおもろいと思った内容をよく考えず勢いで書いて、他人を不快にさせるパターンが多い人間なので止めています。この技術は自分の不用意な行動でポシャらせてはいけない類のものと理解しているので慎重になっています。
さきほども止めておけばいいのにTwitterで評判あるかなと検索してみました。するとご興味持ってくださっている方、購入してくださっている方を発見しました。大変励みになります。ありがとうございました(★2)。
(★2)
はてなブックマークに何故か「不思議な読書体験本」へのリンクが掲載されていました。このおかげなのか本がジワ売れしているようです。ありがたい限りです。次回作の励みになります。PDFのタグが付与されていたので、他のPDF関連記事を見てみたのですが、面白そうなもの見つけました。
【Python】PDFを元の書式を保ってDeepLで自動翻訳する。【要Windows・Word】
ワードの機能を使って、英語PDFのレイアウトを崩さずに機械学習で翻訳した結果を再生するスクリプトっぽいです。なんかすごい。アイデア勝負ですね(ワードに段落抽出機能があるとは、知りませんでした。一昔前PDFのPDF -> ワード変換は酷いものでした。レイアウトもぐちゃぐちゃ、フォントも種類やサイズがぐちゃぐちゃでした。時代は変わったのですかね。)。
私自身は語学の勉強のために翻訳は極力読まないポリシーなのですが、一度試してみようと思います。