Booth出店とアップデート、技術書アワード、Twitter

Booth出店

Boothに出店しました。こちらのサイトになります。更にそれに合わせて技術書典版もアップデートしました。

最初は2つのバージョンの内容を変える予定でしたが、タイトルと構成を変えたのみで内容自体は全く同じものになっています。

なので、技術書典版を購入された方はBooth版を購入する必要はないはずです。上記サイトで無料でアップデート版をダウンロードできますのでよろしくおねがいします。

構成を変えたというのは、「てごわい文書」について一般向け、技術書界隈(ソフトウェアエンジニア)向けの2つを用意したのですが、本編に組み込まれているか本の末尾の「おまけ」の章に切り出されているかの違いです。

これで、次の執筆に集中できそうです。Mecabでエレガントに名詞句抽出云々いってましたが全然エレガントでないです(笑)。少し工夫が必要になりそうです。わかる人ならサクッとこんなんCoequalizerでここをちょちょいのちょい、みたいにやれるんだろうなぁ。数学知ってると知ってないとで見通しが全然違うはず。このあたり、巨人の肩の上に立つと全然違うよ、みたいのは示したいです。しかし、12月は、、なんかきつい感が出てきました。

刺され!技術書アワード

技術書典9に当関数型玩具製作所も参加していた(こちらのページ)のですが、同時に「刺され!技術書アワード」という企画にも応募していました。こちらは、サークル参加者が自サークルの本の中でぜひ、読者の心に刺さってほしいという作品を応募して各賞を運営殿が決める、という企画です。その発表が先日Youtubeライブでありました(下記)。

なんと、関数型玩具製作所の本が最初に取り上げられました。本当にありがたい限りです。これで、知名度が上がって技術が普及してくれるといいなぁ。

拙著以外にも40作品が紹介されていて、その中から3作品が各部門賞、1作品が大賞、として選出される形でした。

最終的な結果についてはぜひ、ご自身の目で確認してみてください。

賞の選出も大事なのですが、動画で話されているmhidakaさんとtakahashimさんの書評が素晴らしいです。上の動画はノミネート作品40作品を紹介されているのですが、技術書典9開催期間に応募180作品すべてを動画で書評されています。一例としては以下の動画(初回)です。この動画から4,5回かけてすべて紹介されていました。

解説が非常にためになります。この一連の動画を見なければスルーしていたであろう本がいくつかありました。先日の40作品の中でも表紙は知っているけどスルーしていたものを2つ、3つ買いました。

商業紙だと商売成立しないようなマニアックな書物が集まる技術書典、アワードとか関係なくだれか同じような同好の士に刺さる、それが良いところ、運営の方もそうおっしゃってますし、自分もそういうのが大事なのかなと思います(もちろん上の通りにノミネートしていただけたのは感謝感謝です)。アワードという企画も、コロナでリアルイベントが開けない状況下でオンラインでもイベント盛り上げていこうという趣旨でなされてるそうです。うまく乗っからせてもらいました。

同好の士の観点ですが、幸いにも拙著を買ってくださった方が一定数いらっしゃいました(先日も動画の後買ってくださった方いました)。本当に励みになります。今回は読書体験うんぬんがメインで肩透かし感があったかもしれません。次回以降、がっつりHaskellプログラミングやっていきます。次回もよろしくおねがいします。

Twitter

全然やっていなかったのですが、Booth出店と同時にTwitter開始しました(正確には垢だけあったのですが放置していました)。技術書典で買われた方がBoothで間違えて買わないようアナウンスする目的ではじめましたが、面白いですねTwitter。そちらでも情報発信していきます。よろしくおねがいします。

てごわい文書(オリンピック契約書)

TwitterにはGif動画も投稿できるみたいなので、週一くらいで「てごわい文書たち」の動画をアップロードしていこうと思っています。第一弾は下のを投稿しました。

オリンピックの契約書です。Booth版やアップデート分(おまけの章)に収録しています。どちらにどれだけ有利かがはっきりとわかります。ぜひ、例のソフトでご自身の目で確認してみてください。

交渉事ですしコストとリターン次第でどのラインで収まるかはあると思います。なので実質的内容については触れるべきでないと思っています。

ただし、このように契約当事者(日本サイドが青IOCが赤にしています)をハイライトすることで、契約条件をはっきりと見落とすことなく見極められるのは非常に大事です。

契約書は喧嘩をするためのものでなく、あとでもめないように最初に取り決めておきましょうというものなので、締結前に両者が内容をしっかりと確認するのが大事です。その際に自作PDFリーダーでハイライトして読んでおくのはかなり有効だと思います。上のオリンピックの契約書、本当に楽勝でした。

約款や利用規約といった、サービス提供者側から一方的に変更の余地なしで結ぶことになる契約書は、このように色分けするのを義務付けてほしいですね、本当に。

こういった具合で週一くらいで動画を挙げていきます。よろしくおねがいします。

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