いい感じで赤色強調してくれるマクロの開発

スマホアプリを作る方針でしたが、その前にあるワードマクロをつくることにしました(★1)。下の動画のようなものです(音入っちゃってるので注意。)。

動画の前半部に注目ください。
強調したい領域をテキスト選択すると、名詞句単位のみを強調してくれます。

これが広まると視認性よく強調された注意書きとかを楽に作れるはずなので、普及させたいです。
発表資料とかも。パワポで。
街の張り紙とか発表資料をよく見ると、筋が良い(と私が思う)ものは名詞句単位で赤になってたりします。
ただし、その単位で色づけするのは、やってみると分かりますが結構手間です。
なので、文章全体が赤になってたりするパターンが多いのですが、読みにくい(と私は思います)。
このマクロがあれば、テキスト範囲指定、マクロ起動の2アクションでお手軽ポンです。

今後の自分の生き残りを考えると、これ、つくっておくべきと思いました。企業の事務方向けに売れないかなって。自分も事務方経験者ですが、これがあったら確実に買ってます。値段次第ですが。

これ、例のPDF関連技術の前提なんですよね、名詞句単位で強調すると読みやすいというのは、まだまだ周知されていない気がしています。なので今後の活動の中で重要な位置づけと考えました。スマホアプリよりこちらを優先します。

日本語の構文解析がまだ甘いのが気にかかります。技術書典9の時に適当につくったら出来た、と満足してましたが今回のような用途だと通用しませんでした。何がいけないかは分かってはいるので、これから対応します。このあたりはこれに限らずスマホアプリとかブラウザ拡張、PDFリーダーのすべてに関わるコア技術なので、早急にやります。

(追記)
構文解析が甘いのではなく、以下の違いがあると分かりました。

  • 注意書きの強調時: ある粒度以下だと却って見にくくなり×
  • 読書時: ある粒度以上だと何に色を付けたかが見にくくなり×

奥が深いですね。少しやってみます。

(★1)
Twitterでのやり取りで、マクロにすればいいんじゃ?と気づきました。つまり技術自体は既に案として持っていた(特許も出願済み(★2))のですが、これ、エディタと密になっていないと×なので、いずれMS社とかに売り込みする際に提案しようと考えていましたが、マクロにすればいいじゃんって。きっかけを与えてくださったknow94spaceさんには感謝です。

(★2)
個人発明家なので、特許出願は要ですね。広告のため技術開示をしてしまうと、ノーガードだと大企業の圧倒的開発力で先につくられてしまうのが目に見えます(フットワークの違いはあるかと思いますが(★3))。先行開発者と後発開発者の違いで前者に不利なのはモチベーションだと思っています。つまり、先行開発者はあらかたプロトタイプが出来上がると飽きてしまってたりするんですよね、力を使い果たしたというか。しかし生活の糧のためにプロトタイプから量産に持っていかないといけない、個人発明家だと特に。その際に、後発開発者だとそういう飽きが来ていないのであっさり量産化出来てしまったりする。これは良くない構図です。フェアでないです。なので先行開発者はしっかりと特許を出願しておく必要がある、そう思っています。私の公開している技術はおおよそ特許出願をしています。全部で6件になります。2件公開されていて他も漸次公開される予定です。

(★3)
例えば今回のような方針替えです。スマホアプリを開発します、これこれの予算とスケジュールでやります。その翌日、スマホアプリ開発やーめた、やっぱマクロ開発を先にやります(てへっ)。こういうのは大企業だと難しいはずです(★4)。個人発明家のフットワークの良さを活かして開発を進めたいところですね。、、と思ったらChrome拡張をまず完成させたくなった(笑)。

  • 個人的に今すぐにでも使いたい(Chrome拡張、nLabとか読んでみたい、でもお金にならなさそう)
  • 今後の生活の糧、今後の計画の布石(マクロ、スマホアプリ)

こういう位置づけです。

  • マクロは構文解析器のチューニングが面倒そう(読むための構文解析は今のままでいいと分かったという状況)
  • スマホアプリはReact Nativeの解析が面倒そう(PCのChromeを使ったら楽勝で再現できているのだから、そのChromeの部分をいまさら自作、、しんどそうだしあれかなって)

とか思えてきました。

Chrome拡張、よくよく考えるとHTML形式でサービスを提供している会社が使うとかなーり有効と見えてきています。売り込みとかやるならChrome拡張だろうと。ブレブレですねww。
どうせすべて完成させる必要があるので、その時の気分で一番ギアが入っているものを作るのが正解ですかね。会社だとありえないですが、一年間の猶予のある個人発明家の強みです。さっさとやってしまおう。

(★4)
前の会社では、こういう性向のある自分をある程度許容してくれる鷹揚さがありました。今振り返るとありがたい限りです。是非、計画を成功させて恩返ししたいと考えています。まずは自身の生計を立てるのが先ですが。運良く発見した技術は一級品の筋が良いものなので、多分成功するくらいの感覚でいます。

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